さりげにサバイバルな日常〜午後の部〜
昨日、「さりげにサバイバルな日常〜午前の部〜」という記事を書いたのにもかかわらず午後の部を書かずに寝るという好き勝手にできるこの様よ、なんと気楽である。
ちなみに、私がブログを始める動機を作ってくれた友達しか読んでくれる人はいません、しょうもないのにありがとう。おかげさまで気楽です。
結局昨日は、FAXよ、なんで送れないんですか事件を午前で解決した後は、速攻で家までDASH!!!し、メイクやらなにやら、自分の外見をなんとか人様に出せるよう取り繕うことでバタバタしていた。
そう、私にはあまり親しい間柄ではない友達と映画を見に行くというイベントがあったのだ。
ちなみに「ミッションインポッシブル」である。おじさまトムクルーズを見ることで胸はいっぱいである。
家に帰りすかさず今後の予定を立てる。家を出る予定時刻まであと1時間20分。
これから朝ごはんを食べて歯を磨き、メイクと髪と洋服と持ち物の整理にかける時間が必要だ。
朝ごはんと歯磨きを合わせて18分。(朝ごはんを食べる時間15分に歯磨き3分という計算)、メイクは多めにとっておいて20分、髪に15分、洋服と持ち物に5分ずつで、合計1時間3分。17分の余裕ができるからなんとかなるであろう、と遅刻魔のくせに毎回脳内計算は欠かせない。
そしてなんとか余裕を持って出発した私だが、駅に向かう途中で最大のミスに気づく。
所持金、350円。
なんてことだ、お金を下ろす必要がある。ついでにカードは家に置いてあるため、通帳しか持っていない。普通はカード常備でしょうが、私よ。ただ、駅内にATMがあるため、耐えるはず。冷静に早足で駅にスライディングする私。これは比喩。
ATMを操る妖精のごとく、軽やかにボタンを押す私に悪魔のメッセージが突き出される。
「入れ方をご確認ください。左側にそってお入れください。」
おっおお、慌てすぎか。慎重に入れ直す私、その丁寧さはまるで茶道をする京美人のようであった、(はず)。
しかし、何度も何度も悪魔のメッセージは現れる。現れすぎて機械をバンバンしそうになった。(してはいない)
なんでなのかさっぱり分からない私、電車はもう出発してしまった。なんでこうなるのよ、と。これでは、ただの遅刻魔じゃないか、と。
ひとまず、母に連絡を入れる。困った時は悪あがきをせず母に頼るに限る。そんな娘である。
結局、一旦家にお金を取りに行くハメになってしまった。遅刻確定である。
あまり親しくない間柄なのに、映画のチケットも先に買ってくれているのに、到着時刻が映画開始時刻の10分後だなんて。申し訳ない気持ちでいっぱいだ。あぁ、そうだ。やっぱり、あまり親しくない友達と遊びに行ってやたら神経を使うのは慣れないからダメだ。なんなら、劇場で途中からみる映画なんて全然楽しめない、帰りたい。家で録画してた「エイジハラスメント」でも見たい。
お分かりだとは思うが、私は怠惰なくせに完璧主義ならところがあり、少しでもダメなところがでてきてしまうと全てを放棄したくなるという完全にクズな女の子である。
結果、映画の広告上映時間に助けられ、ミッションインポッシブルのドキドキハラハラ感とトムクルーズのおじさま感を120%堪能することができた。おじさま好きの私にとってはこれからより年をとっていくトムクルーズに期待大である。
ついでに、あまり親しくない間柄の友達についてはノーコメントである。どの感情を話せばいいか分からない。
友達とバイバイした後は、母からあと3時間後に有効期限が迫ったクレープのクーポンを使用するために、歌舞伎町へおつかいを頼まれた。
クレープ自体は私も大好きであるから意気揚々と歌舞伎町へ行く。
しかし、店側と私の間で「テイクアウト」における共通認識がとれてなかったばっかりに、歌舞伎町でクレープを片手に二つ持って1人で歩くハメになってしまったのは、確実な誤算であった。恥ずかしさの極みである。幾度となくカップル達の話のネタにされた。だから私は高校生ではないって。
勘違いかもしれないが、すれ違いざまにサラリーマン2人ほどに、可愛いねと言われた気がした。振り向くと同時に目が合う私とサラリーマン×2。
すれ違いざまに言うなら、真っ正面から声をかけて助けてくれ。
そんなこんなで、改めて思い返してみても、昨日は本当に身体的にも精神的にも忙しい1日だった。
その結果と言ってはなんだが、今日は1人でずーーーっと家に閉じこもり、ひたすら本を読んでいる。(恋愛ミステリーと新書)